グリーンホームだより

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テクノロジーの活用について
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鈴鹿市では、2020年から2040年の20年で、働き手が3割減少し、75歳以上のご高齢者が35%増加することが予測されています。

国の会議等では有識者からは、
・介護助手(お元気な高齢者)に助けてもらう
・外国人介護人材を雇用する
・テクノロジー(ICT・介護ロボット・介護機器)を活用する
・介護予防、重度化防止を推進する 等がその方策としてあげられています。

本会ではこれらについて全て取り組んでおりますが、1項目だけ取り組むよりも、各項目の組み合わせを考えて取り組んでいくことがよいと思っています。
お元気な高齢者に介護の周辺のお仕事をお願いすることにより、自身の介護予防になりますし、高年齢介護職員に機器などを使用してもらえば、身体・腰への負担が軽減され、元気に仕事を継続できることにつながります。外国人介護人材とテクノロジーの親和性も非常に高いです。

どの課題から入っても入口と出口がつながっている感じを受けています。
テクノロジーはなかなか使えないというお話も聞きますが、ICT・機器は道具ですので、使い手の熟練度が必要です。毎日車を運転したり、料理を作れば上達するのと同じですし、各状況に応じてテクノロジーを適切に選択することもこれからのスタッフには必要なスキルになってくると思います。

働き手の減少と高齢者の増加が、年々ワニの口のように広がっていくことを各方策を組み合わせて実践することによって、ワニの口が広がらないように対処できれば、というイメージで取り組んでいきたいと思います。


(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長(管理栄養士・介護支援専門員・調理師・衛生管理者))

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