グリーンホームだより

学び・研修
第16回在宅医療ケア勉強会に出席いたしました。
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平成28年6月30日(木)鈴鹿市文化センターけやきホールにて行われた在宅医療ケア勉強会に、看護師や介護士・管理栄養士など職員14名が参加いたしました。
テーマは「食べる」です。

病気や認知症などが進行し、口からものを食べられなくなってしまった場合、みなさんはどのようなケアを望まれますでしょうか?
数年前までは「胃瘻(いろう:胃に穴をあけて管を通し、直接胃内に栄養を点滴のように入れるもの)」を導入された方が多くいらっしゃいましたが、今は以前ほど多くありません。どうしても胃瘻が必要な病気や病状もありますが、可能な限り口から水分や食事を摂る事を目指す場面が多くなりました。そこには主治医や歯科衛生士・管理栄養士などの専門職による様々な工夫や取り組みがあり、その内容や事例についてお話しを聞かせていただきました。

胃瘻を造るどうかは、自己決定が重要となります。しかし、これまでその大半は、自己決定ができない状態で、施術されてきました。自己決定ができない方に安易な延命治療となってしまわないか?可能ならば普段から家族も交えて意思を確認しておく必要があるとの事でした。

その他、歯科衛生士さんの口腔ケアに対するお話しや、他事業所でのケアマネジャーさんの取り組んだ事例など、食事や栄養摂取について大変意義深いお話しを聞かせていただくことができました。

食事は単なる栄養摂取だけではなく、生きる楽しみや喜びを感じたり、人間の尊厳に関わる大切な生活行為です。例え食べる機能が衰えたとしても、適切な口腔ケアや治療・リハビリなどの取り組み、食形態の工夫などにより、口から食事が安全に食べることができることもございます。今日学んだことを日々のみなさまからのご相談や介護の場面で活かしていきたいと思いました。
(居宅介護支援事業所 管理者)

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