平成28年9月2日、鈴鹿亀山地区老人福祉施設協会主催の防災力強化研修を職員2名で受講しました。
「災害時の事業継続計画のポイント・福祉避難所について」をテーマに、跡見学園女子大学の鍵屋教授に講義いただきました。
高齢者介護施設だけでなく、児童福祉施設職員・障がい者福祉施設職員、そして行政の防災担当職員も参加して、防災体制づくりについてディスカッションを行ないました。
教授からは、「災害時は普段の何倍も慌ただしくなり、判断ミスが起こりやすい。そのため、大丈夫だろう・大丈夫であってほしいという考え方になる。安全な方に判断を持っていくこと」「助けてほしいということは言いにくい。しかし、支援者に助けてほしいと発信できる受援力が大切」「災害時は人間関係が強い力になる。普段からスタッフや地域、行政担当者との顔のつながりがある関係を築いておくこと」という教えをいただきました。
ディスカッションでは、「車のガソリンは半分になったら満タンにする。」「レクリエーションで行うバーベキュー行事は人間関係の構築や炊き出し訓練にもなる。楽しみながらできることが継続につながり、災害時に発揮することができる。」など視点を変えるだけですぐにできる災害対策にも気づくことができました。
当法人の災害時の事業継続計画を活きたものにするため、今回の研修で学んだことを取り入れていきたいと思います。
(特別養護老人ホーム 施設長)
学び・研修
防災力強化研修を受講しました。
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