以前鈴鹿グリーンホームの夜勤は、夕方の3時半に出勤して、翌朝9時半に退勤するといういわゆる16時間夜勤(休憩・仮眠2時間)でした。
ユニットケアにおける「夜勤」の大切なお仕事は、「ご入居者の安眠をサポートする」ことにあります。
このため夜勤を8時間夜勤(各ユニットで異なりますが、22時~翌7時まで(休憩1時間))に変更しました。
これは、ケアが集中する時間がご入居者が起床から臥床されるまでの間であること、つまり日中のケアワーカーの支援体制を手厚くするための工夫だといわれています。
また、介護労働は「重労働」というイメージがあります。8時間夜勤を導入することは、ケアワーカーたちの負担を軽減するという意味もあります。
その他、介護機器(モジューラ型車いす・介助リフト・スライディングシート・ベッドの昇降機能など)を活用して、介護労働の負担軽減に取り組まれている施設がたくさんあります。
(特別養護老人ホーム 施設長)
【参考:「秋葉郁子編著 ユニットケア実践Q&A~現場の疑問にさらに答えます~ 2010.8.5第6刷 中央法規出版」、ユニットケア管理者研修で教えていただいたこと】
活動・コラム
ユニットケアへの取組み⑥ 「8時間夜勤」
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