平成28年10月6日、ユニットリーダー会議内において、認知症の評価に関する勉強会を行いました。
認知症介護は、生活歴に配慮する・落ち着くことができる環境を作る・否定はせず思いに寄り添う・ご本人のできることを活かしたケアを行う・認知症治療薬の服用支援などが中心となっています。
これからの介護は、ご利用者やご家族が望む生活により近づくことができるように、従来の認知症介護に加えて、改善効果が高いと考えられるケアを組み合わせて行っていくことが求められてまいります。
そのため、私たちが提供した認知症ケアが、いったいどれくらい効果があったのかを比較するために指標を用いる必要がでてきます。
今回、当デイサービスセンターの管理者が講師となって、認知症の評価の重要性や評価方法の種類、評価方法の演習等について学びました。今回学んだ指標は認知症の中核症状を評価するものでしたが、その他に行動・心理症状などの指標もあり、それぞれを組み合わせて評価していくことが良いと思っています。
今後、認知症高齢者の増加が予測されています。地域のみなさまに信頼されるべき存在であり続けることができるよう、取り組みはひとつひとつ、少しずつになりますが、私たちの取り組みに対するご理解をいただきますようお願い申し上げます。
(特別養護老人ホーム 施設長)
学び・研修
認知症の評価に関する勉強会を行いました。
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