お食事の形態については、一般的にですが、常食(一般食)、刻み食(粗く刻んだものから非常に細かく刻んだものまで)、ペースト食、流動食があります。
年々ご入居者の重度化に伴い、嚥下障害のある方が増加してまいりました。
従来は、少しの粒が残るくらいまですりつぶすか、完全にペーストにしたものにゲル化剤を加えてとろみ調整をした食事を提供していました。
その中で近年、嚥下しやすく、見た目にも配慮した「ソフト食」が出てきました。
鈴鹿グリーンホームでは、平成24年6月からソフト食を提供しています。
作り方としては、煮魚の場合ですが、魚をミキサーなどで完全にペーストにした後、だしなどで水分調整をします。次に「ソフト食」用のゲル化剤をある一定の割合加え、再度加熱します。それを魚の型やバットに流し込み、冷まして固めます。
こうすることで、食塊形成が図られるため、気管の方に食べ物が入っていくリスクが軽減されます。また、再度固めなおしているので見た目も非常によくなります。
(特別養護老人ホーム 施設長[管理栄養士])
お知らせ
「ソフト食」を提供しています。
この記事に対して・・・