平成28年11月4日、社会福祉法人青山里会様が主催する「介護・福祉の将来を考えるまつり」(三重県介護従事者確保対策事業)に参加し、四日市福祉専門学校校長で桜美林大学大学院教授の白澤政和先生の講演を聴講しました。
テーマの「国内・海外の介護人材に関する国の動向~あなたの地域や介護事業所は介護人材を確保できるのか~」については、超高齢化社会・人口減少社会に入っていく中において、介護人材の確保は喫緊の課題となっています。
また、家族像の変化や認知症の方や医療が必要な方の増加により、在宅の介護力の低下も課題となっています。特別養護老人ホームの待機者の人数はかなりの方がみえ、なかなか入居できないという状況も起こっています。
施設整備だけでなく、地域の課題に対してサポートをさせていただくことが、私たち事業者の使命です。しかしながら、そのためには2025年までにあと82万人の介護職員が必要であると言われており、介護のイメージアップ、待遇の改善を行なっていく必要があります。
介護保険制度は、介護が必要になった時にとてもよい制度であると思いますが、制度の持続と人材確保、この2つを満たせる制度設計について考えさせられる機会となりました。
当ホームとしても、仕事に対してやりがいが持て、自分の将来に自信が持てるように介護人材の専門的技術の向上や海外人材を含めたそれぞれの方の就業に対する考え方の多様性を理解した事業運営を行っていきたいと思います。
(特別養護老人ホーム 施設長)
学び・研修
介護・福祉の将来を考えるまつりに参加しました。
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