平成28年11月4日、三重県老人福祉施設協会主催の「防災対策研修会」に参加しました。
以前に阪神淡路大震災の被災施設の職員様から直接お話を伺いましたが、今回は熊本地震で救援活動に携わった施設介護職員からの体験報告を受けました。
今年度は地域の高齢者福祉施設において連携を図るべく取り組んでおりますが、近年想定外の災害が発生している中において、実体験を直接伺うことができる機会は非常に参考になります。
体験報告では利用者の情報の不足はスムーズな支援が困難になる、また介護が必要な方にとって、切れ目ないケアを行なっていく必要があり、日常の介護だけでなく、ボランティアのお力を借りて体操や嚥下体操、レクリエーション(ゲーム・歌唱・料理等)、精神的な支えを行なういくことも大切なことだと教えていただきました。
また、その後の講演では想定しておくべきリスクと被災回避行動の考え方等について理解を深めることができました。
今回学んだ災害対応の留意点と減災への備え等について、職員にフィードバック・実行力のあるマニュアルの改善等につなげ、災害への危機管理水準を高めていきたいと思います。
(特別養護老人ホーム 施設長)
学び・研修
防災対策研修会に参加しました。
この記事に対して・・・