グリーンホームだより

学び・研修
ニッセイ財団シンポジウムに参加いたしました。
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平成28年11月26日(土)大阪国際交流センターにて行われた、第30回ニッセイ財団シンポジウムにデイサービスセンター、サロン花葉、居宅介護支援事業所の各管理者3名にて参加いたしました。

今回のシンポジウムのテーマは「高齢社会を共に生きる 〜認知症の人とその家族が安心して生活できるまちづくり〜」でした。

まずはじめに茨城県水戸市で開業されている物忘れクリニックの院長先生から「どうして認知症は早期に受診や診断したほうがいいのか」や「認知症の症状に影響する要因」「認知症ケアの目標」などのお話がありました。
認知症ケアは薬などによる治療だけではなく、家族の対応や環境を整えたり、適切な介護サービスを活用していくことが大切です。そして一口に認知症といっても、その要因となる病気は70近い種類があり、その原因を見極め対応していく必要があります。ですから受診して先生から「認知症」と言われた場合、「その原因はなんですか?」と聞くことが大切であるとのお話でした。

また、その後の座談会では実際に若年性アルツハイマー型認知症と診断された方と、その支援者を交え、当事者が抱える思いや悩みなどを聞かせていただきました。

診断された当初は若年性アルツハイマーという診断名を伝えられ、薬を処方されただけで終わり、ドン底に突き落とされた思いだった。思いを受け止めてくれ、今後どうすればよいか相談に乗ってくれる、自分にあったお医者様や支援者に出会うことが大切であるとのお話が印象的でした。

その他にも財団の支援を受けながら全国各地で取り組まれた、様々な地域活動の実践報告を聞かせていただきました。

認知症は誰もがなり得る身近な病気です。だからこそ地域でできるサポートを地域全体で考える必要があるかと思います。私たちも介護や福祉の専門職として、今日学んだことを生かしつつ地域に根ざした活動を続けていきたいと思います。

私たちは鈴鹿グリーンホームでは鈴鹿市内の関係する行政や専門機関と連携しながら、介護に関する相談に応じております。相談は無料で、秘密は守ります。もしも認知症や高齢者の生活でお困りの方がございましたら、どうぞお気軽のご相談ください。
(居宅介護支援事業所 管理者)

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