Voxela Inc.のAi見守りカメラシステム「Vcare」を利活用しています。
このシステムの特徴は、”共用部の見守り”もできること
既存の見守り支援機器は居室内を見守る機器ですので、廊下やユニットのリビングを見守ることはできません。これに対応しようとすると防犯カメラということになります。
防犯カメラは手元の端末に通知が来ませんし、導入するとそれはそれで、また一つシステムが増えることになります。
施設系の介護サービスは夜間の勤務があり、特に負担が大きいというデータがあります。当ホームのようなユニット型施設の夜勤者は、2ユニットに対して1名を配置します。そのため勤務中はどちらかのユニットで控えているのですが、業務として一方のユニットに一定時間ごとに何度も巡視に向かいます。
何かあった際には当然急行するのですが、巡視時の目視確認以外に、聞こえてくる音や声にも常に気を張っています。何もなかった場合は、それを確認するためだけの巡視ということになりますから、これが職員の負担を増加させているわけです。
さらに定時の訪室は、ご利用者の安眠の妨げにもつながります。
居室や共用部の見守りをテクノロジー活用することにより、異状を検知した際には端末に通知が入りますし、通知があった際にライブビューを確認することにより訪室の可否も速やかに判断することができるようになります。
介護ロボットやテクノロジーというと冷たいように感じますが、実はご利用者にも、職員にも優しいシステムなのです。
~「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” ~
活動・コラム
介護機器の利活用について
この記事に対して・・・