グリーンホームだより

平成29年1月20日、21日、東海北陸ブロック老人福祉施設協議会の若手リーダーで構成する部会の研修会に参加しました。
私たちは所属している地域のみなさまに対して社会福祉サービスを提供しておりますが、広域的な課題や私たちがまだ気づいていない支援方法などについて学ぶ機会として、三重県は3年前からこの研修会に参加しています。
今年から、福井県・石川県・富山県も参加し、全ての県が参加することになりました。
社会福祉法が大きく改正され、社会福祉法人のミッションとして、地域貢献活動が改めて明文化されたことから、「地域における公益的な取組」を今回のテーマとしています。
基調報告を聴き、理解が深まり、各県の協議会や各法人の取り組みを伺うと、まだまだ私たちもできることが多くあると思いました。
また一方で、細やかな社会福祉サービスを提供するためには、その人財を確保していくことも必要です。知識や経験年数等が異なる多様な人財をしっかりと教育していくことにも取り組んでいかなければなりません。この課題についても先進的な取組を学ぶよい機会になりました。
2日目は福井県のご厚意により、先進的な施設(複合施設)を見学をさせていただきました。福井駅前にケアハウス、病院、分譲マンション、フィットネスクラブが1つのビルに入っており、私たちが地域包括ケアを深化していくために、どのように進めていくべきかについて考える貴重な機会になりました。丁寧にご説明いただきました社会福祉法人慈豊会のみなさまありがとうございました。
専門的な知識・技術を有した職員を育成して、制度の狭間で支援が届かない方や地域住民の真のニーズをしっかりと把握し、細やかな社会福祉サービスを提供して行きたいと思います。地域に信頼されるべき存在であり続けることができるよう取り組んでまいります。
(鈴鹿グリーンホーム 施設長)