グリーンホームだより

先月は雪がたくさん降り、寒い日が続きましたね(>_<)　冷たい土の中で育った野菜、大根は冬に美味しい野菜です。大根は根と葉で含まれている栄養成分が違います。根にはジアスターゼという消化酵素を含み、デンプンを分解して消化を高める働きがあります。さらにタンパク質を分解してくれるプロテアーゼ、脂質を分解するリパーゼも含まれているので、脂ののった焼き魚に添える大根おろしは、美味しいだけでなく胃腸にもやさしい組み合わせなのです(酵素は熱に弱いので、効果的に摂るなら加熱をせず生で)☆そして葉の方はというと、あまり知られていませんが実は根以上に栄養素が豊富なのです！根よりもビタミンCが豊富なうえ、根にはない抗酸化作用のあるβ-カロテンが含まれており、カルシウムも多く含まれているのです☆葉付きの大根を手に入れたら、是非捨てずに活用してくださいね！大根を乾燥させた切干大根は、水分が少ない分、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど多くの栄養素が凝縮されている昔ながらの保存食です（*^_^*）　煮物やおでん、鍋、大根おろし、サラダなど生で食べても美味しい万能野菜は施設の献立でも大活躍してくれます☆
（鈴鹿グリーンホーム　管理栄養士）