グリーンホームだより

平成29年3月6日（月）、今日は居宅介護支援事業所の内部研修を行いました。これは月に1回、事業所の中で自主的な研修会を開催しているもので、年間１２回実施しております。通常は毎月各ケアマネジャーが持ち回りで任意のテーマを決めて、他のケアマネに対し講義を行いますが、３月と４月の年2回はそれぞれが担当するご利用者様のケースファイルを開示する機会としております。
当事業所では基本的に使用する書式や必要書類は概ね統一しておりますが、各ケアマネが業務を進めやすいようにファイリング方法や一部書式のカスタマイズを認めております。それぞれが創意工夫することでより、良いお仕事につながればと実践しておりますが、今回のように相互のケースファイルを開示することで他のケアマネの良いところを学び、課題があれば指摘する場としております。
今日は在籍するケアマネ６名のうち３名のケースファイルを開示し全ケアマネで確認しました。「この綴じ方わかりやすいね」「この書類はどうやって使っている？」など、思い思いの意見交換ができました。

この研修以外にも、私たちケアマネジャーは概ね週１回のペースでそれぞれの相談業務で困っていることや制度の改変・最新の福祉用具の情報・地域での出来事や我々が注意すべきことなどを話し合う場を設けております。

地域へ展開するケアマネジャーは様々な職種と連携するお仕事ですが、ケアマネジャーとしては個人で活動する場面が多いのが特徴です。そのため他のケアマネジャーと相談する機会を持つことで自身が過度に悩みやストレスを抱え込まないようにするとともに、能力を平準化してどのケアマネが対応してもみなさまに対し質の良い相談援助を行えるよう、取り組んでおります。
（居宅介護支援事業所 管理者）