高度介護福祉人材の育成を目的として、専門学校ユマニテク医療福祉大学校 介護福祉学科(四日市市)で昨年度より非常勤講師を担当させていたただいています。
「介護ICT」をテーマとして、介護現場での「ICT(情報通信技術)」「介護ロボット」「科学的介護情報システム(LIFE)」の3項目について、学生に理解を深めてもらっています。
この講義を行う理由は、ズバリ介護現場で実践力のある人材を育成することです。
介護現場ではこれまでの介護スキルに加え、生産性向上にむけて、介護ソフト及びそれに関連する機器・端末、介護ロボット、科学的介護情報システム(LIFE)をはじめとするスキルが増えています。
これらの必要性、効果や活用方法を熟知した人材育成が急務となってまいりました。
介護福祉士が身に着けておくべきスキルとなってきた一方で、これらは介護現場で日々利活用しているものなので、現段階では利活用・実践している介護事業所の従事者でないと教えることが難しい状況となっています。
そのような理由で、ICT・介護ロボット・LIFEの全てを日々実践している当ホームがお教えしています。(1年生対象・全10回)
今年度、国では介護保険制度改正・介護報酬改定により、生産性向上や介護テクノロジーについて、生産性向上委員会の設置や生産性向上推進体制加算の創設等、報酬上の評価が位置づけられました。今後ますます介護現場ではますますこれらのツール等の導入が進んでいくものと思われますし、今の流れからも介護テクノロジーやLIFEデータの利活用はマストになっていくと考えています。
今年度も最後の2コマで「介護ロボットの体験・操作」の授業を予定しています。
実践力の高い、新しい考え方をもった人材を育成していきたいと思います。
~「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” ~
活動・コラム
介護福祉士養成施設での講義
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