平成29年6月23日、パラマウントベッド社製のセンサー型機器 見守り支援システム「眠りSCAN」を体験させていただきました。
当ホームでは、装着型・非装着型移乗介護機器や排せつ機器、入浴支援機器、癒し系のロボットを導入していますが、見守り支援機器は未導入となっています。
見守り支援機器は、従来のナースコールやセンサーマットとは異なり、ご入居者のプライバシーに配慮しながら、睡眠・覚醒や在床・離床状況の他、呼吸数などの情報を手元のタブレット等の端末機器で確認することにより、ご入居者の安心とスタッフの特に夜間勤務の負担軽減を図るものです。また、タブレット端末に情報が集約されることで、データの分析が容易になり、私たちがおひとりお一人のご入居者の生活習慣に合わせて支援を行いやすくなるという良い点もあります。
マットレスの下に敷いて使用する非接触型のロボットで、非常に微細な振動をキャッチして、覚醒、心拍数、呼吸数等を測定できるとのことで、精度は接触型のものの95%くらいとのことです。
今までは訪室した時には、視覚でしか得られなかった情報がデータで見える化できたり、支援を予測しやすいということで、スタッフの反応はまずまずでした。
今回、説明を受けたスタッフには、ユーザビリティ評価簡易スケールを用いてみて、導入の参考にしていきたいと思っています。
新たなことに常に"チャレンジ"していくグリーンホームでありたいと思います。
(特別養護老人ホーム 施設長)
※当ホームでは、HALなどの介護ロボット・機器の導入ほか、特別養護老人ホーム・ショートステイを従来型から個室ユニット型に改修を行ったり、ICT・タブレットを活用した介護看護記録など、新たな取り組みを精力的に行っております。興味をお持ちの介護現場のみなさまの見学・体験等をお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。(電話、ホームページお問合せフォーム、e-mailにてご連絡ください。)
学び・研修
「眠りSCAN」を体験しました。
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