グリーンホームだより

活動・コラム
流しそうめん用の竹取りに行ってきました!( ̄Д ̄)ノ
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「今は昔、竹取の翁といふ者有りけり・・・。」
これはみなさんご存知、日本最古の物語と言われている竹取物語の冒頭文です。
平成29年8月1日(火)今日は年に一度やってくる、中堅男性職員が逃げることの許されない過酷な一日、グリーンホームの「リアル竹取物語」の日でした。

この時期、施設の恒例行事となっている流しそうめんに使用するための竹を取りにいくのですが、今年も加佐登にある川村外科内科の院長先生のご厚意によって、敷地内の立派な竹を取らせていただきました。

例年この竹取りに大変熱心に力を注がれるのが、グリーンホームの管理栄養士でもある施設長です。いつもであれば我々中堅男性職員はその熱心な施設長の指示命令によって竹やぶの中で右往左往するですが、今年は残念ながら施設長は研修出張のため竹取りには不参加です。かといって鬼の居ぬ間に手を抜くことも許されず、我々は帰ってきた施設長にお叱りを受けないよう、緊張感を持ってまさに竹取物語のごとく「野山にまじりて竹を取りつつ・・・、」を実践するのでした。

施設長はご利用される方に喜んでいただけるようにと、流しそうめん用の竹には非常に厳しいクオリティを求めており…、
①曲がっておらずまっすぐに伸びていること
②使用できる長さが5m以上あるもの(切り出し時点ではもっと長いです)
③根元の太さが20cm以上あるもの
④芽が出て2~3年経った堅く締まったもの
という独自の(暗黙の)基準を設けております。我々はこの場にいない施設長の影を感じながら竹やぶに分け入り、汗だくになって竹を切り出します。

そしてホームに竹を持ち帰った後も流しそうめんに使用するための加工作業が待っています。今年も流しそうめんを楽しみにされている利用者の方々の笑顔と、出張から帰ってきた施設長の苦い表情を思い浮かべながら、灼熱の中庭で竹を割り、内側の薄皮を剥ぎ、利用される方々が怪我をされないよう断面や節を一生懸命削ります。
その結果、今年も我々なりにこだわり抜いた流しそうめん用の竹が完成いたしました。

この竹を使用して今週末から流しそうめんを予定しております。(残念ながら今年の流しそうめんは施設改修工事の影響で、ショートステイ利用者およびサロン花葉でのみ実施となります。あしからずご了承ください。)
流しそうめんに参加されるみなさん、おいしいそうめんとともに、私たちが一生懸命に加工した「竹」にも注目してくださいね。
(鈴鹿グリーンホーム 気のちっさい男性職員)

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