グリーンホームだより

深まる秋、海の幸や山の幸、いろいろとおいしい季節ですね。みなさんは秋の味覚、何を召し上がられていますか？

平成29年11月20日（月）今日は朝からとあるご利用者様宅にて、とってもおいしい柿をたくさんいただきました。
毎年この方から多くの柿をいただいており、このグリーンホームだよりにもご紹介させていただいております。「今年もたくさん実がなったから落ちてしまう前に採りにおいで」とお声かけいただき、職員４名で訪問いたしました。今年も大きな柿の木に立派な実が鈴なりに！時間を忘れて楽しみながら収穫させていただきました。そしてホームに持ち帰りひとつずつ丁寧に磨くとさらにキレイなオレンジ色で、さっそく剥いて食べるととってもあまい柿でした。
今年も秋の味覚をどうもありがとうございました。

柿の歴史は古く、奈良時代に遣唐使らによって伝えられたと言う説が残っています。
そんな柿には「渋柿」と「甘柿」があるのはご存知ですよね。この渋柿と甘柿との見極めは見た目ではわかりにくいですが、包丁で切って黒い斑点がある柿は「甘柿」なんだそうです。そしてその黒い斑点こそが渋さの原因となっている「タンニン（シブオール）」で、「タンニン」が酸化して黒くなっていると、食べた時に渋みを感じることなくおいしく食べることができるとのことです。この「タンニン」は抗酸化力を持ち、血液をサラサラにしてくれたり、ビタミンＣと相乗して血中のアルコールを体外に排出する作用もあるそうです。
それ以外にも柿はビタミンＣ、βカロテン、カリウムなどが特に豊富に含まれており、ウイルスに対する抵抗力向上や、喉・鼻の粘膜保護など風邪の予防にも役立つそうです。秋の味覚はおいしいだけではなく、カラダにいいことがたくさんあるのですね。

ずいぶんと寒くなってきました。みなさんもどうぞ体調に気をつけながら、秋の味覚を楽しんでくださいね。
（居宅介護支援事業所 管理者）

昨年記事：地域の方から今年もおいしい「柿」をいただきました♪（H28年11月19日）