令和元年5月18日(土)、鈴鹿市役所で開催された鈴鹿市認知症キャラバンメイト連絡協議会に居宅ケアマネ2名で参加いたしました。
認知症キャラバンメイトとは、認知症サポーター(認知症の方やその家族を見守り応援するボランティア)を養成するための講座で講師役を務める者をいいます。当法人では今日参加した2名が認知症キャラバンメイトとして鈴鹿市へ登録しております。今日のキャラバンメイト連絡協議会では平成30年度の認知症サポーター養成講座の実績報告と、関係団体に紹介、そして参加者相互の情報交換などを行いました。
鈴鹿市における認知症サポーター養成講座ですが、昨年度は市内で59回開催され、2365人が認知症サポーターとして登録されたそうです。さらに前年度同様小学校への出張開催(小学4〜6年生を対象)14校に加え、昨年度初めての取り組みとして市内の中学校・高校でも各1校で開催されたとのことでした。
その後、鈴鹿市社会福祉協議会にて組織された認知症支援福祉有償サービス「オレンジサポートかりん」の活動報告と、劇団かりんによる認知症に対する啓発のための寸劇を拝見させていただきました。
「オレンジサポートかりん」とは鈴鹿市社会福祉協議会が開催する「認知症支援ボランティア要請講座」を終了した方によって活動されいている組織で、傾聴・見守り・病院受診付き添い・趣味活動支援・ゴミ出し・散歩などの生活支援を行なっております。これらの内容は介護保険の訪問介護では対応していないものが多く、お困りの方にとってはなくてはならない存在だそうです。
私たちも地域の中で認知症に対する理解が深まるよう、引き続き行政や専門機関と協力しながら認知症サポーター養成をはじめ、認知症に対する啓発活動に取り組んでいきたいと考えています。認知症への理解を深めたい、認知症の方々への接し方について学びたいと思われる方がいらっしゃいましたら、私たちを含め市内のキャラバンメイトが訪問し、無料で地域の各種団体(自治会や企業・趣味のサークルやいろいろなグループなど)に対し、認知症サポーター養成講座を開催させていただきます。詳しくは直接お問い合わせいただくか、鈴鹿市ホームページ内の〜認知症サポーター養成講座〜をご覧ください。
(居宅介護支援事業所 管理者)
学び・研修
鈴鹿市認知症キャラバンメイト連絡協議会に出席いたしました。
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