グリーンホームだより

第15回のテクノロジーは、ＮＤソフトウェア株式会社 の音声入力ソフト「Voice Fun（ボイスファン）」【使用事業所：居宅介護支援（ケアマネジャー）】を紹介します！

平成30年度に導入して、6ライセンスを主に支援経過記録などの入力に使用しています。（wordなどの様々なドキュメントツールにも対応できます。）
導入当初は、PCに向かってマイクで独り言を呟いているようで、不思議な感覚ですが、今では当たり前に使用しています。
このソフトのすごいところは、医療や介護のワードにも対応しているところです。医療や介護分野の記録は「移乗」「嚥下」「口腔」などの普段あまり使わない用語が多く、通常の音声入力ではなかなか認識してくれないということがあります。
また、会話の流れを読んで適切な漢字を当ててくれたり、音声学習機能がついているので、使用者の声や単語など、使い込んでいくごとに認識・変換の精度を上げていってくれます。その他、簡単な設定を行うことで、オフィスを立ち上げてくれたり、定型文をペーストできる音声コマンドも付いています。

まだ、実際にこの使い方はしていませんが…
VoiceFunの取り扱い説明動画で紹介されていますが、ボイスレコーダーをＰＣに接続すれば、例えば食事や休憩をしている間にある程度記録が終わっている、なーんてことも可能なようです。
テクノロジーはあくまで「道具」。大工さんのカンナや調理師の包丁と同じで、使い込んで自分のものにしていくことで、よりよい仕事や働き方の改善につなげていける思っています。

（「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム　施設長）

居宅介護支援事業所に音声入力ソフトを導入しました。2018/08/06